Sep 24, 2023
三菱重工エンジン&ターボチャージャー株式会社
News SHARE ・EN15940に準拠したHVOの使用を承認・様々な業界のお客様のカーボンニュートラル実現を支援 三菱重工エンジン&ターボチャージャー株式会社(MHIET)
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・EN15940に準拠したHVOの使用を承認・様々な業界のお客様のカーボンニュートラル実現を支援
三菱重工業(MHI)グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(MHIET)は、同社のエンジン製品に水素処理植物油(HVO)を使用することを承認しました。 HVO の使用が承認されているエンジン シリーズは、動力システムや船舶を含むあらゆる用途に対応する SM、SD、SB、SA、SH、SR、SU シリーズです。 EN15940に準拠した原液HVOの使用と軽油との混合使用が認められています(注1)。
今回の承認は、従来のディーゼル燃料に比べて温室効果ガス(GHG)排出量を最大90%削減でき、カーボンニュートラルに貢献する燃料の一つとして評価されており、顧客からの要望に応えて実現した。
HVOは植物油、廃食用油、動物性油脂を水素化処理して製造されるバイオ燃料です。 ディーゼル燃料と同様の特性を持ち、長期にわたって優れた酸化安定性を備えています。 現在販売されている上記シリーズのエンジンはすべて、改造することなく HVO を燃料として使用できます。 また、エンジンのメンテナンス間隔は使用状況に影響されません(注2)。
三菱重工グループは「MISSION NET ZERO」宣言に基づき、2040年までにCO2排出ネットゼロの達成を目指しており、今回のHVOの承認により、その取り組みが整います。 MHIETはエンジンメーカーとして、数十年にわたり蓄積してきたエンジニアリング力を最大限に活かし、ユーザーのカーボンニュートラル(注3)の実現に貢献していきたいと考えています。